クレジットカード現金化の基本 (1)

クレジットカード現金化とは、カードで買い物する際に使用する「ショッピング枠」の残高を現金に置き換えることを意味しています。
借金にはならない方法で現金を調達する方法として便利に利用されている一方で、正しい知識を持っていないと換金率の差額で大きな損をしてしまったりクレジットカードの規約違反に問われてしまう可能性もあるので注意しましょう。
優良店で信頼性の高いクレジットカード現金化

クレジットカード現金化の方法は2種類

クレジットカードを現金化する方法は主に、専門の業者に依頼する方法と自分で購入商品を転売する方法の2つがあります。
どちらにもメリットとデメリットが存在するため、両方の特徴を知っておきましょう。

専門の現金化業者を使う方法

クレジットカード現金化をもっとも安全確実に行う方法が、専門業者を使っての現金化です。
専門業者の多くはネット店舗によって運営されており、全国どこからでも手続きを行うことが可能となっています。
特に急に現金が必要になってしまった際の対策として業者を使った現金化は威力を発揮すると言えるでしょう。
一方で、業者側に手数料を取られる関係で換金率が悪くなるというデメリットもあります。
一般的な現金化業者の換金率は80〜90%程度ですが、場合によっては50%近い換金率を提示している業者もあるため特に注意が必要です。
また、業者に現金化を依頼するには自分名義のクレジットカードと身分証が必要となります。
家族のカードは基本的に利用できない点には気をつけましょう。

商品を転売する形での自力クレジットカード現金化

クレジットカードの現金化は自分で行うことも可能です。
単純にショッピング枠で購入した商品を現金で転売すればショッピング残高を現金に置き換えたことになります。
この方法のメリットは換金率を自分でコントロールできる点にあります。
購入金額よりも転売金額の方が高ければ現金化で利益を出すことすらできます。
そこまで極端でなくともメルカリなどを使えば購入金額とほぼ同額で転売できる商品は意外と多いので、専門業者よりも高い換金率で現金化すること自体はそう難しくありません。
ただし当然、上手く転売ができなかった場合のリスクは非常に高くなります。
自分で転売を行う現金化は時間も手間もかかるため、あくまで余裕がある時に限定される方法と言えるでしょう。

2種類のクレジットカード現金化は自分に合った方を選ぶこと

2種類の現金化方法にはそれぞれ一長一短があるので、まずは自分がどちらに向いているのかを把握することから始めましょう。
自分に合った現金化の方法を選べば、換金率や振り込みまでのスピードなどで失敗することはなくなります。

スピードと安全性を重視している人は業者で現金化

とにかく現金化のスピードを重視している人は専門業者を使った現金化が向いています。
手数料が引かれることを必要経費として割り切れるのであれば、自宅に居ながらにして短時間で現金化を完了させられる業者の利用は最適な方法と言っていいでしょう。
専門業者によっては初回の利用時のみキャンペーン適用で換金率がアップすることもあるため、これまで現金化の経験のない人も最初は専門業者経由で試してみるのがおすすめです。

少しでも損をしたくない人は自分で現金化

時間はかかってもいいので少しでも損をしたくないという人は、自力での現金化に挑戦してみましょう。
しかし高額転売に向いた商品は現金化目的で簡単に買えるものではないので、まずは比較的少額の現金化から試してみるのがいいでしょう。
まずは様々な中古商品の相場を調べて、買値と売値の差額が小さいものを探すことが大切になります。
また業者を使わない現金化の場合、カード会社に規約違反を疑われる可能性が高くなります。
そのため一般的に現金化に向いているとされる商品券などを個人の現金化で大量購入するのは避けた方がいいでしょう。

【まとめ】クレジットカードの現金化はリスクを抑えて実行する

クレジットカードを現金化する方法には、業者を使うものと自分で行うものの2種類があります。
簡単で確実なのは業者での現金化ですが、手数料を取られるのが嫌な人は自分での現金化に挑戦してみましょう。
しかし自分での現金化は相当にハードルが高いことは間違いないので、リスクを減らすという考え方であれば信頼できる業者に多少の手数料を支払うことには十分な整合性があると言えるでしょう。